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RIP 2014年 永遠の旅立ちをした子たち
2014年に旅立ってしまった子たち。
ウチには看取る覚悟で保護している子(里親探しもある程度後手になる子)もいるし、
元々は全然問題がないように見えたけども、途中でなんか変だな…と里親探しを控えているうちに
案の定で性質の悪い病気を発症する子もいます。
どんな子にせよ、彼・彼女にたくさんのエネルギーを注げる里親さんの下でいければ一番良かった、
運命の家族を見つけてあげられなくてごめんね、と本当に思います。
私の保護の優先順位からしたらウチにいる間に一定数が亡くなることはどうしても避けられないのですが、
何頭亡くしても辛いものは辛いし、
どの子も強烈な印象を残していきます。
中には、違う選択をしていたら今生きているんじゃないかと思う子もいます。
やれることをやったとは思うし、ウチで注げる愛情は注いだと思うけど、
旅立たれる度、少しずつ私の中の何かを持っていくというか、
三途の川の沿岸までお見送りに行くというのはこちらも思わぬ形でエネルギーの消費があって、
うまくリカバリが効かないんですよね。
それでも、私が「外で生きていくことが困難な子」を保護できるのは、
里子たちを大事にいつくしんでくれる里親様ふくめ、
支えてくださる皆さまのお陰です。
私は死んだら無になる方に賛同しているしそれで充分だけど、
どこか安らげる場所で皆が何の苦しみもなくのんびり過ごしているという想像は、
旅立った子たちが私の中で生き続けることに一役買っています。

みんな、どうか安らかに。
ずっと愛しているよ。


★ 03/16没 黄連虎男(約11ヶ月)
2013年に某警察署経由でウチにきた黄連虎男。
首輪をしていたので飼い主探しましたが結局現れず。
こちらのアピールに飼い主が気が付かなかったんじゃないかと。
大きくなってきたし~と猫は表に出すものと思ってる飼い主が、
屋外に出したんじゃないかと思います。
なつきの良い子がウロウロしているのを心配した人が保護して
警察に届けるという余計なことをしてしまったがために。。
ほっておいてもらえばお家に帰ったかもしれなかったのですが。。
2013年冬になる頃、
「虎男は高いところに登らないし走り回らないし行動が大人しい。
子供なのにおかしくないか?」と夫と話をしていたら、
案の定でFIPでした。
"THE 茶トラのオス" 、何事にもおおらかで開けっぴろげ、きつい部分が皆無の男の子でした。
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★ 05/01没 棗(約1歳)
2013年夏、近所で1頭でギャン鳴きしているのを夫が聞きつけ、私が何とか姿捕捉、3日かかって捕獲。
親とはぐれたか何かした2ヶ月程度の子猫でした。
声だけとはいえ発見してくれたのは夫なのに何故か夫への当たりが苛烈に厳しく、
私にはべったりなのに夫には物凄い怖い顔で「シャー!!!」と言いあんまり触らせてもくれない、
幼い頃からしっかりと白三毛らしい我の強い子でした。
棗も虎男が亡くなる前、年始早々からなんだかうっすら元気がない状態になり、
「まさか…?」とPCRで調べたところ早々に血中にウィルスが検出されFIPと診断。
FIPは確定するのが難しい病気の一つですが棗は早々とFIP発覚でした。
気が付くのは比較的早かったのでインターフェロン含めやれることはやってみたのですが
FIPには太刀打ちできませんでした。
気の強い甘えっ子でしかもまだとても若い子がゆっくり着実に衰弱していく様子は
何だかもう自分も口から魂出ていくような感じで。。
ケージが大嫌いだし、膝にいつもonしていて離れない子だったので
私もなるべく傍にいるようにしてました。
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★ 06/02没 ホーリー・ホワイト(推定2歳)
2013年の春に地域猫エリアに現れ、とんでもなく人馴れしていた為、
保護して飼い主探し…でも結局飼い主は現れず、そのまま里親探し~と思っていた初夏、
呼吸がおかしいことから横隔膜ヘルニアを持っているのが発覚したホリホー。
事故などで横隔膜が破れてヘルニア起こしすぐに手術とか、
先天的にそう生まれて子供時代に手術できたりすれば、
うまく回復もするようですが、
何だかかかりつけがやたら及び腰だったのと、
横隔膜ヘルニア持ちの福島猫がほとんどダメだったのと、
通院でちょっとストレスかかるだけでかなり呼吸が辛そうになったり、
色々と不安要素が大き過ぎて、
上手に手術してくれそうな獣医さんにかかろうかとも思いながら、
結局踏み切れませんでした。
家であっけらかんと元気そうに過ごす様子見てたら、
これで手術のせいでダメということになったら何だか…というのもあって。
温和で賢い男の子で、対人・対猫関係ともに色々上手で、いい奴で、
祝福された愛されキャラでした。
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★ 07/19没 福島猫65番 むそいつ(推定?歳、10歳以上のお年寄りだったかも)
福島猫で震災後比較的初期に保護されたむそいつ。
ウチに来た時、ガリガリに痩せて栄養不良からチョコレート色になっていて
やたらじじむさい風だったのですが、
どうもちょっと知的に不十分なことろがあるような気がする子で、
行動はずーっと子猫っぽい子でした。
体のパーツも生命維持には問題ない範囲で外見上形がおかしいのがいくつかあり。
他の(イジワルな)猫からも全く虐められないし、
むしろ皆から子猫相手するみたいに接してもらってる感じでした。
まあ、むーちゃんが何かあったかどうかは私の勝手な想像を超えませんが、
行動面がやたら幼いために年齢を推定すらできませんでした。。
腎不全で亡くなったことを考えるとそこそこ高齢だったと思って良いと思います。
最初は人馴れ面が全然ダメで、それが少しずつ良くなってきた頃に喘息出たり。
ベタベタすり寄ることはしませんでしたが、
お腹がすいた時のアピールはなかなか積極的な子で、
私が寝坊しようもんなら胸の上に乗って覗き込んできたり、
PC作業で遅れたりすればPC脇にびたっと座って「きゅー!」と鳴いたり。。
腎機能が悪くなってから、むーちゃんはこちらから強制的に何かされるのは好きじゃないから、
あんまり色々できないかな、と思っていましたが、
ケージフリーでも案外強制給餌も皮下点滴もやらせてくれて、
大好きな他の猫たちの傍で静かに過ごさせることができたと思います。
福島猫は、あんな事故がなければ空気の悪い見知らぬ東京になんぞ来る必要はなかったのだ、
故郷に帰るばかりが結末ではないにせよ我々のせいで帰れなくなったのだ、
そう思うとね…こちらも生活のために利用していただけに何とも形容しがたい溜息が出ます。
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★ 07/26没 レンズ豆(1.5ヶ月)
母猫ごと一旦保護して少し子育て協力してもらってから母猫のTNRをするハメになってしまった、
豆屋キョウダイの1頭、レンズ豆。
母猫もまだ育児してくれてる最中にレンズ豆とヒヨコ豆の小脳障害が発覚。
その時はまだレンズ豆の方がしっかりしていたくらいなんですが、
2頭とも消化不良が酷いままで、まともな便がなかなか出ず、成長せず痩せていく。
整腸剤への反応もあまり良くない。
それからヒヨコ豆が動きはともかく甘え方や要求の仕方が普通の子猫と変わらないのに対して、
レンズ豆は何を言いたいのか分からない絶叫がやたら続くし、
ゴハンを食べさせたり撫でたり抱っこしたりしてもなかなか落ち着かないなど、
小脳以外にも何かある、と思わずにいられない子でした。
小さい子にはしてあげられる処置が限られるし、
胃腸の発達具合が極端に遅いせいでの発育不良としか思えない部分があったので、
効果がなかなか出なくてもヒト小児用整腸剤を多めにあげたり
消化の良い物をせっせとあげることしかできませんでした。
結局、ヒヨコ豆の方は無事それでお腹が育ち何とか乗り切ったのですが、
レンズ豆は乗り切れず幼いまま旅立ってしまいました。
他の元気なキョウダイ2頭はそれぞれ幸せに里親さん宅で過ごしていますし、
ヒヨコ豆も何かと不便だろうに一生懸命生きています。
育ってたら他のキョウダイたちと同じくとても可愛い子だったと思います。
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★ 09/14没 雪埜進(推定?歳、爺さん)
喧嘩傷だらけのイケメンチン、雪埜進。
興奮すると瞳孔が開ききってしばらく元に戻らない、
お腹が常に不調、
腰椎欠損で関節の変形多々あり・関節痛もあり、
歯がダメになってたせいで顔面細菌感染起こしまくり、
耳は掃除しないとマラセチアで真っ黒になる、
オシッコは薄い色のを大量にする…
思い出しながら不具合列挙してもまだあるような気がします…。
こんな状態であまり長くは持つまい…とウチに連れてきたメンチンですが、
2年半以上ウチで過ごしたことになります。
猫エイズ発症になるかと思いましたが、細菌感染系は思ったより悪化はせず、
2年半の間にたまに体温下がってたりとかビビらせられることはあったものの、
最期は腎不全で静かに旅立ちました。
これぞ外の未去勢オス猫・歴戦の猛者風のいでたちながら、
フツーに家猫として我が家に馴染み、
直後にウチに来た桃太にやたらチョッカイを出してストーキングしてみたり、
私が何かしていると必ず傍で謎の転がりをしていたり(私のストーキングもしていた)、
ちょっと寒くなると誰よりも早く布団にもぐりこんできたり、
具のはみ出た肉まんみたいな顔でぬくぬく過ごしてくれました。
2014年に入ったくらいからは体調も下り坂だったせいか桃太とも和解し、
痴呆の気も出てきていて、食後10分もしないで「腹減った」と要求してきたり。
トイレには前脚だけつっこんで用足しするという荒業も時々やらかしてくれて、
かなり衰弱して食べられなくなってからもゴハンタイムには皆と一緒にいる(皆が食ってる脇で転がってる)…
腎不全対応の諸々も「俺はいいよ」と迷惑そうな顔しつつ、
皮下点滴だけはまあOKで時々私の針刺し位置が悪いことに文句を言ったりしつつもやらせてくれて、
強制給餌や投薬は激しく嫌がるのでそれがメンチンだよねと私もあまり無理はしませんでした。
お一人ほど気難しい耄碌爺さんがウチにいます、という風で、
最期まで私も夫も笑わせてもらった気がします。
とにかく逸話?には事欠かないイケメンチン爺さんでした。
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★ 10/04没 崩壊宅 茶々男(年齢不明ですが3歳未満と思われます)
崩壊宅の茶々男には殆どしてあげられることがありませんでした。
私たちがレスキューに入った時(08/30)、既に立つことができず、黄疸も酷く…。
とんでもないことになっている猫部屋の撤去と整備をし、
同時進行的に全頭の不妊手術を進め(それでも頭数が多過ぎて分割しなければならず)、
色々と進めている間に亡くなるかもしれない、
今無理に移動させても状態に見合うだけの世話してあげる体力も気力も皆無…
ならばひとまず見知った場所である程度ゴハンも食べられてるのだし頑張ってもらうしかない、
(茶々男はおそろしい猫部屋でなく少しはマシな1階に隔離されてました。)
レスキューに携わる3人にとって茶々男は本当にジレンマというか辛い存在でした。
私たちが入ってから亡くなったのは今はまだ茶々男だけです。
排泄物で激しく汚れてしまうため時々シャンプーしてあげて、
最期、綺麗な暖かい場所で静かに過ごさせることができただけでした。
他の特に悪かった子たちはケアが間に合い随分元気になっています。
今もまだ崩壊宅レスキューは続いています。
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番外編…
★ 07/17没 じいじ(10歳以上の高齢犬)
雷の鳴る日に脱走し、そのまま飼い主にも探されず、某警察署で長期間保護されていたじいじ。
これはもしセンター行きになんかなれば、どう見ても譲渡対象になる犬ではない…と、
幸いにも最終的にとある犬ボラさんの方で面倒を見てもらうことになり。
かなりボケが進んでいて夜鳴きもあり、体は小さい方ではないじいじ、
大丈夫と言ってくれる犬ボラさんにお任せしたのでした。
そのまま犬ボラさんのところで静かに旅立ちました。
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# by madam_zoo_annex | 2014-12-31 23:00 | tana's 活動報告
意外といます、外の猫
冬だというのに崩壊宅の世話がことのほか関わる我々3人の足をがっちり拘束していて、
かつ、流行にのって皆で風邪にやられているという今日この頃ですが、
熱から回復してきたらふと思い出したので。

先々月だったか、tana母から電話で、
「近所の飼い猫が脱走して、我が家の庭に来てるのだけど、捕獲器ないと捕まえられないかしら?」
と。
なにやら本来のお家には戻らず(戻れず?)に母宅周辺にいるようだ、と。
私の母は猫は飼っていますが外の猫のことは全然知りません。
私も普段、母に具体的な外猫対応の話なんてしてませんし。
母宅は数百km遠方なので、電話でやり方を伝えようと思ったのですが。

母「餌はおいてあげてる。食べてるから朝には空になってる。」
私「じゃあ、その子が食べてるとこを見たわけじゃないのね?」
母「猫は他に庭で見ないからその子だと思うのよ。」

うわっ…でた、他にはいない発言…。
他にも猫はいるよ、食べたのは他の猫かもよ、と言っても
「見ない、いないと思う」と私の言うことは半信半疑の様子(笑)。
(というか、99%は私の言う話を信じていない模様w)
捕獲器じゃないと無理かしらとか、
捕獲器使ったこともない&猫の状況把握まともにできてないのに言われても…(´・ω・`;)

「このへんには猫いません」「猫なんて全く見ないけどな~」は、
TNRでリサーチしたり、説明会開くとわりと遭遇する発言ではあるので、
私もやれやれと思いつつ、
とにかく、置き餌するんじゃなくてその子が来たら、
その子にゴハンをあげるようにしてみろ、と。
人間の生活圏に猫がいないことはありえない、と言っても、
目に留まらない人にはにわかには信じられないんですね。
私もこういう活動する前は外を歩いてる猫にさして注意払ってませんでしたし、
その頃はほとんど猫は見ませんでした。
今は猫嫌いでピリピリしている人と同程度かそれ以上に猫発見しますが(笑)。

結局、その電話の2-3日後、なんとか迷子猫は無事自力で帰れたようなのですが、
その報告を私にしてきた母、
「庭に猫が来るか注意してみたら、結構きてたわ~!」
「4-5くらいはいた!」
「我が家の猫たちが騒いだらすぐ窓の外見てみたんだけど、毎回違う猫なのよ~!」
と。
まあ、在宅時にたまたま目撃できたのが4頭くらいというだけでおそらくもっといるでしょうね。
住宅地で戸建が多い、かつ、高齢化著しい場所なんで…。
外に出して飼われてる飼い猫も結構いそうだし。
くわばら、くわばら。。

ちなみに、最近母の家には、窓ガラスを外からばんばん叩いて、
中の猫たちを小馬鹿にしていくのを日々のルーチンにしている野良?が現れるらしいです。
顔のデカい大柄な猫だというのできっと未去勢のオスでしょう。
喧嘩の仕方も知らんような軟弱家猫をおどかして楽しむとは…なんちゅう趣味だ。

↓謎の魔法陣を作る、母宅軟弱家猫たち。
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↓おまけ。これはウチ。いけにえ(tana夫)を囲む猫たち。
意外といます、外の猫_a0066779_00163181.jpg

寒い寒い冬、みんな暖かいところで謎の魔法陣作っていけにえ囲んで
ぬくぬくできればいいのにね。



余談。
外の猫でも捕まえようと思って上手く対応できれば、
捕獲器がなくても捕まえられることもあります。
本当ならば、餌をあげてる人がどうにか工夫して頑張って捕まえるのが
猫にはもっともストレスフリーです。
なぜなら、たとえ触れないとしても、
常日頃餌をあげてる人とは信頼関係が多少はできているから、です。
確かに捕獲器使わないと無理という猫もいるし、時間もかかるかもしれないので、
緊急度が高い場合は捕獲器使うのがベストです。
でも、餌やりさんが工夫して捕獲器なし・猫を極端に驚かせもしないで
殆どの猫を捕まえたという場所だってあります。
猫を捕まえるのには捕獲器しかない!というわけでもないし、
捕獲器ではなかなか捕まらないor捕獲器を設置できないために、
私たちも捕獲器以外の方法を取ることもあります。
まあ、無理して捕獲失敗してこじらすと余計捕まらなくなるので、
積極的に「頑張って捕まえてみて!」とも言えず、
痛し痒しなところですけどね(^-^;





# by madam_zoo_annex | 2014-12-25 21:38 | 動物あれこれ
【55頭崩壊レスキュー】嘴とんがり
嘴とんがり。
この子は崩壊宅の中では、亡くなった茶々男(四肢麻痺)に次いで悪い子のうちの1頭でした。
"次いで"と言っても、茶々男は極度の痩せと酷い黄疸その他で
比較にならないくらい悪かったのですが、
嘴とんがり、私たちが最初に入った時はこんなでした。
【55頭崩壊レスキュー】嘴とんがり_a0066779_05273418.jpg
この画像、私のスマホカメラの自動色味補正入ってるので、
白毛が結構白く見えちゃうのですが、
全然白じゃなくて灰色~薄茶で、
毛並も勿論悪いしガリガリしているのにお腹だけぽっこり張ってて、
口は半開きで舌出してるし、口の周りはヨダレでベロベロだし、
室内の惨状そのまま毛皮としてまとってます、という感じ…
一目で「あの子、ヤバい…」とドキドキするレベルのビジュアル…。

ひとまずゴハンは食べていたし、水もゴクゴク飲んでたので(明らかに飲み過ぎなものの)、
まだ昇天への階段は登ってないはず…と祈る気持ちで、諸々をこなしていました。
その間、この子が息をしているのか、確認したのは私だけじゃありません…。
「寝てる…んだよね…?」と。。
ゴハンタイムは起きてましたし、飼い主にも甘える素振りをみせてたりでしたが、
私たちが掃除やら何やらでバタバタしていても、
片隅や押入れの奥でえらく静かに"横たわってる"し…。
もしこの子だけがいたならば、さっさと保護していますが、
入った当初の過酷さ除去と妊娠メスの不妊手術などなどの騒乱の中では、
自力で飲み食いできている・甘える元気もまだある子の通院は
緊急度を下げざるをえませんでした。
ひとまずコンベニア注射だけ打ち、
感染さえ少しでも落ち着いたら持つに違いない(と思いたい)、という具合。。

諸々が一段落して、よし、悪い子を順に通院だ、となれた時、
本当にほっとしました。。
少しは何かしてあげられるまで、頑張っててくれたんですから。
その時の通院の様子はこちら。 → ちゅうさんブログ
根本が腐ったようになって抜けかけている歯の抜歯処置は
かかりつけ獣医の素晴らしい手際の良さのお陰で迅速に終わり、
せめて出血治まるまでウチのケージで様子見、
その後は片付いた崩壊宅での世話でいいかな~と思ったものの。

何だか戻すのが不憫になってしまい、今もウチで見ています…。
崩壊宅の子たちは保護宅に一旦移動して様子やらの確認&悪い癖があるなら直しつつ里親探し、
里親さんが決まったら、次を連れて来て…、というサイクルでやろう、
と話していて、保護宅自体も足りてないというのに…
色々エラそうに言えません…ごめんなさい。。
1頭多くウチに入れるから!などと
自分でも意味の分からない言い訳(になってない)をしております、はい…。

「ぼく、嘴だそうです」 だって、口吻が長いんだもの。
【55頭崩壊レスキュー】嘴とんがり_a0066779_06372127.jpg
簡易ですが血液検査をしたところ内臓はひとまずセーフ(腎臓も数値にはまだ?出てない)、
お腹の張りも腹水ではなくて腸管の腫れのようで、
栄養状態やらを改善させられれば体調落ち着くのでは、という見立てもあり、
せっせと食べたいだけ食べさせつつ…
元々食べる元気はあった子なのでモリモリ食べてくれています。
当初あまりにも酷い様子だったため見合わせていた不妊手術も無事終了。
抜歯しても開口したまま&口(顎?)の形も変なので、
手術時によく診ていただいたところ、
歯の根本部分から上顎に穴が貫通している(悪い歯がついたままだったために貫通してしまっていた様子)、
そこに汚い肉(肉芽)が入り込んだりして
抜歯後も感染が治まってない(鼻が治らない)ようだ、とのことで、
手術と同時に口の中・上顎の穴のケアもしていただきました。
穴が開いてしまってる場所が悪いので(口蓋、上顎)、
無事塞がるかどうかは難しいことも多いと聞いているので過大な期待はしていませんが、
横たわってぐったりした様子で寝てたりはもうしていません。
ドタバタ走り回る元気も出てきましたし、
甘えたり玩具で遊んだりと案外のびのび?過ごしています。
口は相変わらず常に半開きですけどね(^-^;
貫通した穴からの感染が続きすぎて、
口呼吸に慣れてしまってるのかもしれません。

「とんがり、とも呼ばれています。」 なので嘴とんがりくんです、キミは。
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腰のあたりはまだ痩せてますが、お腹の張りはなくなってるような。
この調子で元気回復してくれればな~と思ってます。

嘴とんがりの趣味:ネズミ玩具をくちゃくちゃすること
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嘴とんがりだけでなく、他の悪い子たちも順次治療を行っていて、
今週末には現状何かしらの治療が必要な残りの子たちを通院させる予定です。
皆さまからのご支援のお陰で、崩壊宅の子たちに必要な治療と栄養を与えられています。
また、お世話のお手伝いにきてくださる方たち、
譲渡会へ応援にきてくださる方たちからは、
私ら人間への差し入れまで…多謝です(T-T)
一同、本当に感謝しています。

(ご寄附の方は現在作成中です。)





# by madam_zoo_annex | 2014-10-22 23:26 | 足立区55頭多頭崩壊
【55頭崩壊レスキュー】草の子ドロンジョ、木の子
55頭崩壊宅レスキューの記事を更新したいのに、
ブログにログインできないという状態にやたら陥り、
何が悪いのか落ち着いて設定見直す体力もなく…
やっと解消できたので投稿できます…余計なことに少ないエネルギーを…orz

いやはや、あだちフェスタは両日とも天気に恵まれ無事終了しましたが、
私の消耗っぷりが凄くて…
報告はちょっと待ってくださいね(^-^;

崩壊宅からウチには草の子ドロンジョ、木の子、嘴とんがり、の3頭が移動しています。
先週末の譲渡会@亀有で、草の子ドロンジョにお声がかかりました!
草の子ちゃん、と仮名をつけていたのに、
譲渡会で皆々様から「ドロンジョだ、改名せよ」と迫られ(笑)、
草の子ドロンジョ、にしてました。

「深キョン並にセクシー?」 うーん、アナタは可愛い系だと思うよ。
【55頭崩壊レスキュー】草の子ドロンジョ、木の子_a0066779_14051803.jpg

「なにこれ、人が動いてる…」 それは動画というモノですよ。
【55頭崩壊レスキュー】草の子ドロンジョ、木の子_a0066779_14265860.jpg
見るモノ全てが新鮮なようで、私がPC作業していると案の定でマウスポインタを追っかけるし、
動画流していると真剣に鑑賞?しています。
背中に垂れてる私の髪にまでチョッカイ出してみたり。(これはさすがにすぐ飽きましたがw)
程々に落ち着きも見せつつ、てる坊(8ヶ月)とも遜色なく遊んでまして、
顔のマスクでちょっと分かり難いですが(笑)、
結構童顔だし、1歳前後なのかなーという感じです。
そして治療は初期治療のみでOK!という健康優良児。
FIV+なんですが元気な+なのかな、という感じ。
膝に乗るのも大好きでぺったり甘えたりもしたいタイプですし、
三毛らしい賢さと穏やかさもあって、
一緒に暮らすにはとても良い子だな~と思っていました。
愛されキャラです、このバランスの良さ(^-^*


草の子ドロンジョと同タイミングで来た木の子ちゃんは、もう少し、譲渡会には出せないかな…。
木の子ちゃんはFIV-ではあるのですが、
猫風邪の影響での副鼻腔炎っぽいところがあり、
片目が委縮、もう片目も瞬膜が張っている&角膜炎も起こしている状態でした。
委縮した方の目はこれ以上どうしようもありません。
幸い、もう片目は瞬膜切開をし何とか残せそうです。
あと一息点眼頑張って、と先日かかりつけ獣医師に言われましたので、
経過はまあまあ良好か。
今は抗生剤が効いてるのでこのまま鼻の具合も落ち着いてくれるといいな、と。

切開前の画像。左目が半分以上瞬膜で覆われていました。
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瞬膜切開後。ちょっと分かり難いのですが、きちんと眼球が見えてます。白っぽいのは角膜炎。
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目はちょっと頼りなげですが、本猫はいたって元気なんです。
鼻が悪いのも楽になってるせいか狭い我が家を走り回ってイタズラも結構盛んです(^-^;
テーブルの上に乗っている物を片っ端から落とす、というのが彼女の流行りのようで…
猫が遊びたくなるような物は勿論、あんまりソレは落とさないぞという物まで落とそうとするので、
木の子ちゃんの「落としモード」がONになっている時は要注意(汗)。
あ、あと、ヒトの肉体パーツに興味を示していて、
私や夫の、動いてる指・目・口・足、チョイチョイされたりやたら嗅がれたりします。
猫のモノとは形は違うけど似たり寄ったりだと分かれば飽きるでしょう…。
行動範囲や視野が広がっている最中の子猫もそういうことしたりしますね。
2歳くらいかとは思いますが、
普通の人間との生活ってのを知らなかったわけですから、絶賛学習中は致し方なし…。
活発かつマイペースな不思議ちゃんです。


崩壊宅は、草の子ドロンジョみたいな元気なFIV+と、
木の子ちゃんみたいな風邪っぴきのノンキャリア、という状態に分かれていまして。
勿論、酷い状態のFIV+や、元気なノンキャリアもいるにはいますが、少ない。
一体これは何故…
でも、FIV+がよくいるウチの猫たちで振り返ってみると、
病院なんて初期治療で行ったくらいで落ち着いてからは殆ど用無し、という
元気なFIV+が一定数いるのは確かなんですよね。
FIV関係の論文に何かしら理由を類推できそうなネタがあったりするんでしょうか。
まだないなら誰か調べて、などと思ったりします(^-^;





# by madam_zoo_annex | 2014-10-22 22:28 | 足立区55頭多頭崩壊
【てる坊】能天気系おだやかボーイ
一足先に里親さんが決まった、ユキちゃん(旧:瑞雨ちゃん)がもう永久歯になってる、と…。
てる坊、そう言えば最近歯を見てなかった!と、かぱっと口の中見たら、
見事に生え替わってました…。
去勢した時はまだ乳歯だったのはチェックしてたんですが。。
てる坊はチューチューする癖が未だに残っているので、
多分全部飲んじゃったんだと思います…(-_-;)

「ぼく、おにいちゃんだし。」 そうだねぇ。(おっぱい吸いの真似事はまだしてるけどね…。)
【てる坊】能天気系おだやかボーイ_a0066779_01442497.jpg

歳の近い子が他にいないせいもあるかもですが、
小脳障害のあるヒヨコ豆ともよく遊んでます。
ヒヨコ豆は体のバランス取れないのでゴロゴロ転がりながら歩いたり、
猫だろうが人だろうがゴハンの器だろうがブレーキかけられなくて突っ込んだりしちゃうんですが、
そういうのはさして気にならないらしく、子猫同士で遊ぶ楽しさがある模様。
一応手加減もしてるし案外そのへん分別もあるというか。

「ヒヨコちゃんちっちゃいし。」 てる坊は優しいねぇ。
【てる坊】能天気系おだやかボーイ_a0066779_01555401.jpg

預かりを替わることになって迎えに行った時、
蜘蛛の子散るかのようにキョウダイ4頭てんでに逃げ回り、
ケージに入れたら入れたで床バンバン叩いて空気砲ぶっぱなしてたのなんて、
今では夢だったんじゃないかと思うくらい(笑)。

まだ脳内お子様なチュアブルや、プロレス大好きまるさんとも
なにやら男同士で楽しそうに遊んでるし、
なんのためらいもなく私や夫の横にゴロンとなって寝るし…
おだやかで甘えん坊、付き合いやすい男の子です。
明日の譲渡会@亀有にはてる坊も参加します(^-^)/

「よろしくねー」
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足立区55頭多頭崩壊レスキュー
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崩壊宅から一足先に来た草の子ちゃんも出ます。
人の手に飢えすぎているし、体調にも問題がない様子なので
なるべく早めに良い方に引き合わせてあげたいです。

55頭多頭崩壊宅からは他にも一足先に色々処置して様子見している子たちが参加します。
保護宅に限りがあること、頭数があまりにも多いこと、
また、崩壊宅の猫たちの健康状態をある程度改善しつつでないと、
他の保護猫や先住猫のいる保護宅や預かりさん宅に移動させるのは難しいことから、
どうしても一気に全頭移動というわけにいきません。
1頭でも里親さんが決まれば、崩壊宅から1頭移動させられます。
世の飼い猫たちが享受している穏やかで健やかな日々を一日も早く送らせてあげたいです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

他の保護猫たちの情報は下記ブログへ。

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12(金)は、あだちフェスタ に出すブースでの展示内容について
保健所で打合せをしてきました。
普段、飼い主のいない猫対策会議という名称で
保健所と区内で活動する民間人(東京都動物愛護推進員含む)、獣医師会獣医師…とで
意見交換などを行っていますが、
今回はその流れでの出展になります。
「(飼い主のいない)猫」となってますが、
動物絡みは闇雲に(笑)色々な組織や個人から相談されるのが常なので、
犬のことをメインでやってる方も参加されてますし、
現状と対策についてざっとになりますがご紹介できるといいな、と。
企画上、野良猫がメインにはなりますが、
私たちが遭遇している「こんなこともありますよ」という状況、
対策や対応について是非ご覧になっていただければと思います。

私もこの活動を始めた頃は特にそう思ってましたし、
今でも勿論色々と行政にはきちんと関わって欲しいと思ってます。
ですが、現状の動物たちのことを知って、命について考える、できることを行う、
これは誰にとってもどうしても必要な姿勢だと私は思っています。
当然、行政には行政の強みがありますし、
私たちのような活動者にも行政とは違う強みがあるでしょう。
困った・助けてほしい、そういう時、
その厄介なことを完全に誰かに投げられればそれほど楽なことはないかもしれませんが、
行政が、あるいは、愛護団体(あるいは既存活動者)がやってくれる、だけでは
殺処分数を抑制することも、無責任な飼育者を減らすことも、虐待や遺棄を止めることも、できません。
知恵や経験、スキルをそれぞれ持ちよって、
命(他者)を大事にできる「まち」を作れたらと切に願っています。

55頭多頭崩壊のレスキューで打合せも準備不十分…後手後手になってしまってますが、
良い展示が行えるよう、頑張って準備したいと思います。





# by madam_zoo_annex | 2014-09-13 20:25 | 【雨キョウダイ】♂♀ 募集中!


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MADAM-ZOO管理人のtanaです。
猫関連の草の根活動家。
主に東京都足立区とその周辺にて、TNR活動、地域猫活動、付随する保護里親探し、被災動物関連、その他動物愛護絡みのことは常時色々と。
活動内容や保護猫について、きまぐれ更新しています。
(最近はtwitterでの簡易報告に押され中(汗) → tanafelis
2005年に保護した猫エイズ(FIV)の故怡怡(いい)&故愉愉(ゆゆ)以降、どういうわけか猫エイズキャリアの保護猫が途切れたことがありませんのでその記録も載せてたりします。
基本的に関わる殆どの猫はTNRしております。
保護の優先順位は、里親探ししやすい子ではなくて、生存が難しい子からなため、病猫のケアやら人馴れ訓練やらに追われること多し。
保護猫は基礎疾患の有無や年齢に関わらず、どの子も里親さんを募集しています。

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譲渡会@亀有
毎週日曜(14時-16時半)
葛飾区亀有3-32-18 住友生命ビル1F 前
JR常磐緩行線亀有駅南口より徒歩3分、アリオ亀有近くです。
足立区・葛飾区および近隣地域の方で猫をお迎えしたい方はお気軽に見学にいらしてください♪

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