宇宙船兄弟たちとの現場のTNRでの保護猫、常夏ちゃん。
妊婦のようにお腹がパンパンで見た目からして具合が末期的に悪そうで、
動物病院へ連れていったら案の定妊娠ではなく卵巣嚢腫と腹水。
皮膚が紙のように薄くなっていてかかりつけ獣医師も私も、
あまりもたないだろう…とほぼ確信し、
囲われてるのを嫌がってる様子もなかったので、ならば最期まで…とリリースせず保護してしまったのですが。
とにかく食欲はしっかりあり、下痢が治ったら少しずつ肉もついてきて、スライムのようにべったりぐったりだったのが段々盛り上ってきてる…
筋肉が落ちすぎて身体を保持できなくなってたのが回復している…
それでも盛り返すとはとても思えない見た目でしたが念のため血液検査したところ、
かかりつけと私の予想を思いっきり覆す、「全てほぼ正常値、少し貧血あるだけ」というハニワな結果に。
きちんと栄養摂れば落ち着きそうですね…と診察室で失笑し、今に至るのですが。
一度落ちた筋肉が戻るには時間がかかるのでまだまだ見た目はアレですが、
当初から比べるとしっかりはしてきました。
この様子なら悪くなってる歯の処置も大丈夫かな…と食べさせつつ様子見継続中です。
常夏ちゃんは、たまにシンクに上がってそこで水飲んだりもします。
その姿はまるで「近所の野良猫、またウチに入ってきたよ」みたいな感じ(笑)。
とても飼育下の猫には見えないのですが、
元気な様相を一日も早く取り戻してくれたらな、と。
こんなダラリとした寝姿ではありますが、
目力は強いのです。
掃除道具置いてるこんなとこで寝るのもやめてくれよーなんですけど、
常夏ちゃんのお気に入りの場所のようです(^-^;